中小企業の人事評価

社員がみるみる伸びる仕組みのつくり方、運用のしかた

伸びる中小企業のポイントは

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一つは、働きがいのある会社づくりです。

●ビジョンが明確な会社には優秀な人材が多いのです

今や会社に勤めるということは、自分のキャリアを磨いたり、転職しながら自分のやりたいことを見つけ出すというのは当たり前のこととなっています。

転職理由で、最も多いのは「今の会社にいても自分の将来像が描けない」なのだそうです。

人は、自分の将来について真剣に考える時期があります。

その時、自分自身の将来像やビジョンが、今、勤めている会社とマッチしていないようだと思ったら、「もっと自分にマッチした会社はないだろうか」と、考えるでしょう。

なかには何も考えずに流れに身を任せ30歳、50歳と年を取っていく社員もいるでしょう。

しかし、そのような社員が、中小企業で強力な戦力として活躍してくれるでしょうか。

優秀な人材の人ほど、自分自身の将来像と目標を明確に持っていると考えられます。

ですから、優秀な社員が「働きたい!」と思う会社は、ビジョンが明確な会社なのです。

それは、会社のビジョンが明確になっていないと、そこで働く社員もビジョンが描けないからです。

あなたの会社が、優秀な人材から選ばれるためには、会社のビジョンを明確にしなければならないのです。

ビジョンが明確な会社は、自然に優秀な人材が集まってきて、その社員が自ら会社を成長させてくれるのです。

●成長企業には女性管理職が必ずいます

この不景気にかかわらず、成長している企業には必ず女性が活躍しています。

正確には女性管理職が働いているということです。中小企業の経営者は、口をそろえて「最近の若い男は、なんだか軟弱で、はっきりしないものが多い」、そして「女性の方が明らかに優秀で、将来の目標やビジョンを明確に持って、キャリアを磨こうと仕事に対して、真剣に取り組んでいる」と言う声をよく聞きます。

それは、優秀な男性はいなくなってしまったのでしょうか?

そうではありません、ほとんどの優秀な男性は、大企業に就職してしまうのです。

今のように景気が低迷している時は、特にその傾向が強くなります。

一方、女性はというと、優秀であっても地元や親元を離れたくなかったり、転勤を好まなかったり、という理由で地方の中小企業に就職を希望する人も少なくないのです。

ですから、中小企業は、女性を活かしきれていないと成長できない状況になってきているのです。

●人材育成の仕組みがないと、優秀な社員はいつきません

あるケースがあります。

それは、ある中小企業の製造メーカーで、工場の品質管理の責任者を探していました。

新しく開発する製品の性質から、スキルの非常に高い人材が必要になったのです。

しかも、競合他社に先駆けて開発を急いでいたために、その時間も限られていました。

そして、あらゆる手段を講じた結果、ある大手の製造メーカーの工場で品質管理の責任者を5年以上経験した、うってつけの人材を確保することに成功したのです。

年齢も30歳で、これからも十分に期待できる人材です。

彼は、即座に新製品開発の品質に関する全てを任されて、開発が急がされました。

開発は順調に進み、製品は完成の一歩手前までこぎつけることができたのです。

しかし、ある日突然、入社してまだ3ヵ月足らずの彼が辞めたいと言ってきたのです。

もちろん社長をはじめ、工場の多くの社員が賢明に引き止めましたが、彼の決意は固く、キリの良い時期まで開発を進めるという条件で、彼の退職を受け入れることになってしまいました。

その結果、新製品のレベルはライバルのものに比べ、いま一つ見劣りする品質となってしまい、当然期待された実績にも遠く及ばず、会社に大きな損害を与える結果となってしまったのです。

このような状況になってしまった要因は、「自分の実力を生かせる職場が見つかった」と喜んでいた彼が辞めると決断した原因は「この会社では、自分が成長できる見込みがない」ということだったのです。

「この会社には社員を育成する教育のシステムが全くなく、この会社にいたら、自分は周りから尊敬されるだろうし、評価も受けるかもしれないが、そのうち自分の成長意欲が薄れ、いずれ無くなってしまう気がする」と語っていました。

彼はもともと、現状に満足することなく、自ら成長し続けようとする優秀な人材であったのです。

このように、社員育成の仕組みが無いということは、優秀な社員を失うという結果になってしまったのです。


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