中小企業の人事評価

社員がみるみる伸びる仕組みのつくり方、運用のしかた

景気低迷の時期ほど、人事評価制度は求められます

景気低迷の時期ほど、人事評価制度は求められます

景気低迷の時期ほど、人事評価制度は求められます

このエントリーをはてなブックマークに追加

人は、誰でも正当な評価を求めています。

●評価は本人に伝えることで、効力が大きく活きていくのです

あなたの会社の中にも上司や同僚の評価を気にして、不安を持ちながら仕事をしている人はいませんか。

そのような人は仕事の効率は思ったように上がっていないでしょう。

人は、不安を抱えたままでは持てる力を100%発揮できないのです。

このような不安を抱えた社員に対しては、評価を分かりやすく具体的に示すことが必要です。

同時に、会社に対する貢献度をアップするにはどうしたらよいかを教えるのが人事評価制度なのです。

その結果、その社員自身の評価がはっきりと、クリアになることで、不安や疑問がスッキリと解消されるでしょう。

それによって、愛社精神や社長・経営者への忠義心、そして士気も高まって、仕事の効率や生産性がアップすることも考えられます。

そのような社員が増えることによって、会社の業績にも当然大きく反映されることでしょう。

●働きやすい会社は、人事評価制度がある会社です

日経新聞社が毎年行なっている、「働きやすい会社」調査の結果によって、得られる働きやすい会社の制度や環境について、「非常に重視する」と選んだ項目に、人事評価に関する項目が3項目入っています。

この結果からも明らかなように、人事評価制度は勤める人たちにとって、関心が高いだけでなく、会社を選ぶ判断基準の一つになっています。

■働きやすい会社調査ランキング

1位     労働時間の適正さ        43.48%

2位    休暇の取りやすさ        42.26%

3位    社員の勤続年数の長さ      36.82%

4位    福利厚生制度の充実      36.35%

5位    人事考課の結果伝達、反論・修正機会の有無        32.2%

6位     半休や時間単位など年次有給休暇の種類が充実      32.03%

7位    勤務地選択の有無        30.51%

8位    若手社員の定着率の高さ  30.15%

9位    特別有給休暇の充実      28.87%

10位   評価結果・目標達成度フィードバックの有無  28.58%

11位   出産後・育児中社員の仕事の継続しやすさ  27.47%

12位    社員向け教育・研修費の多さ      26.53%

13位   育児休業制度の充実      26.01%

13位   セクハラ・パワハラを防ぐための対策の有無  26.01

15位     定年までの雇用継続の優先度      25.83%

16位   人事考課の評価基準公開の有無      25.77%

17位    短時間勤務の利用のしやすさ      24.96%

18位   出産・介護等による退職者の再雇用制度    24.43%

19位    新卒採用活動における具体的な情報公開    24.02%

20位   休職後の早期復帰を支援する施策の有無        23.73%

※日経産業新聞社調査、(2012年版)より

●評価については、金額の差でなく評価の差だと言う声もあります

ある人事コンサルタントの話では、ある女性A子さんが勤める会社は、数年前に人事評価制度の改革を行ったばかりで、社員もようやく評価制度とそれに対応した給与体制にも慣れてきたころでした。

コンサルタントにA子さんから、「私の評価結果がBさんより低いなんて信じられない」と相談されたのでした。

彼女とBさんは同期入社の事務職の社員で、入社4年目で、これまで2人は、評価も同じで、昇給も賞与もまったく同じ処遇を受けてきたのです。

ところが、直近の評価では評価に差がついたのです。

上司の判断で、彼女の日ごろの接客対応や顧客への提案状況をBさんと比較するとやや見劣りしたためとの判断が出、また、いくつかの項目でも彼女の方が低い評価結果になってしまったのです。

そこでコンサルタントは、賞与に差が出たことが不満であったのかと思って調べてみると、その差額はなんと100円でした。

彼女が気に入らなかったのは、賞与の額でなく、評価そのものが同僚より低かったことなのでした。

コンサルタントは金額の差でなく評価の差が重要だと思ったのでした。


« »

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です