中小企業の人事評価

社員がみるみる伸びる仕組みのつくり方、運用のしかた

第一歩は、経営理念を定めましょう

第一歩は、経営理念を定めましょう

第一歩は、経営理念を定めましょう

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「経営理念」「基本方針・経営姿勢」「ビジョン」を策定します。

●ビジョン実現シートとは…

人事評価制度の最大の目的は、“人材育成を通した経営目標達成”のために、そのゴールとプロセスを1枚のシートに明確化し、全社員で共有します。

また、そのために解決しなければならない人材に関する課題もこのシートで明確にし、制度に落とし込んでいきます。

シートのタイトルは自社のプロジェクトの名称にします。

①経営理念を考えます

経営理念の考え方、作成方法についてはさまざまな書籍や、多くの研修があり、コンサルタントもいますが、ここではできるだけ簡単にかつ明確に、経営理念を作成する方法を紹介します。

◎ステップ1…他社の経営理念を数多く見ましょう。

まずは、数多くの事例を見てください。

そして、自分の描いているイメージに合う経営理念を数点選んでください。

ここでいうイメージとは、経営理念の構成や表現、文章の長さや素晴らしさなどです。

完全オリジナルでなくてもよいのです。

もちろんオリジナルであることはだいじですが、自社の求めている理念に近いものを定めている会社は必ず存在します。

それを活用するのです。

経営理念は作成するのが目的ではなく自社の行動や意識に落とし込み、実績につなげるのが目的です。

作成後のことを考えると、他社の事例を参考にした方がよいでしょう。

すでに、成功している会社のモノを参考にするので、成果につながる確率は上がると思います。

◎ステップ2…社長自身の思いをできるだけ多く書き出します。

これは、自分自身の考え方を反映するための準備です。

この作業があなたの会社の理念をオリジナルなものにします。

「自社は何のために存在するのか」「自社は何をもって周りの人や社会に貢献するのか」「そのためにどうあるべきか、何をすべきか、何をしてはならないか」この3つ質問に対して、じっくり考えて「~したい」「~べきだ」という文末で、できるだけ多くの文章を書き出してみてください。

まだ、この段階では、理念の材料として間違っていないかとか、おかしいのではないかなどと考える必要はありません。とにかく文字にしてみてください。

◎ステップ3…このステップで、経営理念の形にしていきます。

ステップ1で選んだ手本の経営理念を参考に、ステップ2で書き出した言葉を使って自社の経営理念をつくってみます。

異なった表現や構成の案を少なくとも3案作成してみましょう

。ここでも、細かい部分は気にせずにとにかく3案程度つくります。

◎ステップ4…作成した案を熟成させるために、しばらく寝かせましょう。

寝かせるといっても、静かに置いておくことではありません。

経営理念を1枚の紙に書いて、最低1週間ぐらいは持ち歩きます。

いつでも手に取って見ることのできるように、手帳などに張りつけるなどの方法で、常に携帯してください。

思い出すたびに毎回見てください。

例えば、打ち合わせの合間に、社員を叱った時、仲間と話している時など、どんな場合でも思い出すたびに見返すのです。

また、聞くことのできる人に積極的に意見を聞いてみてください、いろいろアドバイスをもらうことも大切です。

特にお客さんの意見は貴重です。

ただし、全員の意見を反映、あるいは満たせるような経営理念にしようなどと思わないでください。

あくまでより良いものをつくり上げていくための情報を集めるためです。

自分の根本的な考え方がブレないようにしましょう。

◎ステップ5…10年、20年先も使えるかどうか考えて決定します。

最後の段階です。ステップ4で集めた意見やアドバイスを参考に、一つの経営理念にまとめ上げましょう。

でき上がったら、それが、最低でも10年後も使えるモノかどうかを確認します。

10年後のあなたの会社の状態をイメージし、リアルに思い描いてみてください。

10年後も作成した経営理念を目指して、頑張っている自分や社員の姿が見えますか?

見えてくればOKです。

見えてこなければ、どこかが会社の将来像とズレているということです。

もう一度ステップ1かステップ2に戻ってつくり直しましょう。

最低限必要なシンプルな内容のみに絞り込むというのも、10年以上使えるものにするためのコツの一つです。


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