経営ビジョン発表会で“目的”と“意義”を浸透させます。
●経営ビジョン発表会がキックオフです
ここでは、人事評価制度の中核になる「評価基準」づくりの解説をしていきます。
評価基準づくりの第一ステップは、前項で作成した「ビジョン実現シート」の社員に向けて発表する「経営ビジョン発表会」です。 (さらに…)
ここで登場するのが「ジョブ・ヒアリングシート」です。
このシートの役割は、
①評価基準の基礎となるデータを収集します。
②社員一人ひとりが自分の仕事の認識度を把握します。
③社員にプロジェクトへ自ら参加する意識を持ってもらいます。
などです。 (さらに…)
全社員の発表会が終わったら、評価者となるリーダーには、リーダーに対する意識づけと研修・教育を行ないます。
それは、リーダーのプロジェクトに対する重要性の認識とスタートからの取り組み姿勢が、プロジェクトの成功に非常に大きく影響するからです。
説明会では、リーダーの役割が非常に重要だということを認識させます。 (さらに…)
仕事のレベルも“M・L・S”のステージごとに検討すると考えやすいと思います。
先に大まかな仕事レベルをひと言で言い表す「総括イメージ」を作成し仕事レベルに落とし込んでいくと良いでしょう。 (さらに…)
次に、グレードごとに評価基準を考えます。
まず、評価基準の枠組み(フレーム)を作成します。
評価基準の横軸に前項で決めた、グレードを持ってきます。
縦軸に評価項目を配しますが、まず、4つのカテゴリーに分けて考えます。
ここまでの過程で、ひと通り評価基準のたたき台ができ上がりました。
これをたたき台に加除修正を加えていきます。
この段階から社員に実際に参加してもらいながら内容を検討していきます。
これが重要なプロセスとなります。
参加してもらう社員は、各部門のリーダーを職種ごとに1~2人にするのが良いでしょう。 (さらに…)