中小企業の人事評価

社員がみるみる伸びる仕組みのつくり方、運用のしかた

評価ウェイト配分は、仕事の難易度によって変えます

評価ウェイト配分は、仕事の難易度によって変えます

評価ウェイト配分は、仕事の難易度によって変えます

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次に、「総合ウェイト配分表」をもとに、各評価項目にウェイトを割り振っていきます。

基本的には、難易度の高い項目ほど上位グレードが高く、難易度が低いほど下位グレードのウェイトを高くします。

さらに加えて、会社が戦略的にとくに重要視していく項目には大きくウェイトを振っていきます。

例えば、能力項目の「部下育成指導」については上位グレードの方がウェイトが高く、「報告・連絡・相談」については下位グレードの方がウェイトが高いといった具合です。

また、全社員から改善案を取り上げたいという状況の場合は、「改善提案」の項目のウェイトを高くしたり、「クレーム対応」の項目にウェイトを高くします。

評価ウェイトは、一度設定したらそのままではなく会社の戦略などによって変更します。

なお、このウェイト配分表を作成するのには、非常に細かい作業になります。

エクセルであらかじめ計算式を挿入した表を作成し、取り組むことをお勧めします。

部門数が多い会社になると丸々数日ぐらい、「ウェイト配分表」の作成に時間を取られるケースもあります。

■評価ウェイト配分表の事例

ウェイト配分の考え方は、下位グレードは単純で取り組みやすい項目のウェイトを大きく、上位に行くにしたがって難易度が高く、スキルが必要な項目にウェイトを置きます。

会社の戦略や環境によってウェイトは変わります。

1)表組みの縦列に、項目を業績・成果・能力・情意の順番に行取り、それぞれの項目の目標ウェイトの小計も行取りします。

→ウェイト合計を200.00とし、各小計の「B」評価の数値が合計と一致します。

例えば、「業績目標ウェイト小計=50.00」+「成果目標ウェイト小計=90.00」+「能力目標ウェイト小計=40.00」+「情意目標ウェイト小計=20.00」となります。

各項目を例えば、業績項目では

  • 全社目標=○売上高○経常利益○契約件数など…
  • 部門目標=○部門売上高○部門営業利益○部門契約件数など…
  • 個人目標=個人売上高○個人利益高○契約率○面談件数など…

各項目の詳細項目を行取りします。

2)1段目の行に、グレード毎に評価ランク=SS・S・A・B・C・D・Eの列を取り、各項目の「B」評価ウェイトから作成します。

さらに、「B」を基準として、「SS」は「B」の点数の1.5倍、「E」は0.5倍にします。

例えば、SS=0.75・S=0.65・A=0.58・B=0.50・C=0.42・D=0.33・E=0.25となります。

3)同じようにそれぞれの評価項目の点数表を作成します。

これを1ブロックとして、各グレードのマネジメント職=「M2」「M1」、リーダー職=「L1」「L2」、一般職=「S3」「S2」「S1」それぞれ点数を設けます。

4)マネジメント職の業績評価は、マネジメントステージは、業績は部署や店舗全体の業績のみを反映させ、個人の業績は評価しないのが一般的ですので、評価欄=0.00と表記します。

リーダー職の業績は、個人業績の反映は小さく、どの項目に反映させるかは組織の状況によって検討します。

成果・能力・情意項目のウェイト配分は、「A」「B」「C」のみにします。

「B」評価を基準として、「A」は「B」の点数の1.5倍に、「C」は「B」の0.5倍に設定します。

例えば、成果項目の「経営理念の理解」の場合は、「A」=21.00・「B」=14.00・「C」=7.00となります。


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